行動value

1.ジェネラリストの育成を踏まえた新しい医療提供体制について研究し、その重要性の啓発活動を行います。

2.超高齢社会に適した家庭医療及び地域包括ケアシステムのあり方について研究し、その実践活動を行います

1)患者本位(patient-oriented)の医療を提供します

• 家族ぐるみのかかりつけ医として患者中心の医療の方法(patient-centered clinical method)を駆使して、全科的・包括的医療を提供します
• 臨床推論を駆使して、最小限の費用で最大の効果を発揮できる医療を提供します
• 患者さんの擁護者として行動します

2)予防医療も重視します

• 健康維持のためのカウンセリング、予防医療活動を実践します

3)地域指向の家庭医療を実践します

• 超少子高齢・人口減少社会に不可欠な地域包括ケアシステム構築のために中核的役割を果たし、健康寿命の延伸に寄与することを目指します
• 患者さんの人生に寄り添う在宅医療・在宅ホスピスを提供し、患者さんが住み慣れたところで自分の意思に沿った最期を迎えられるよう支援します
• 急増している認知症患者さんが尊厳を持って人生を全うできるように支援します
• 介護職の人たちやヘルスケア・ワーカーの人たちと緊密な連携を取り、医学的処方のみならず社会的処方をも行います

4)プロフェッショナリズムを持ち続けます

• 臨床能力、コミュニケーション技能、倫理的・法律的理解の土台の上に、医師の職業人としての卓越性、人間性、説明責任、利他主義を大切にして医療を実践します

3.病院医療門医(ホスピタリスト)の育成と連携して、家庭医療センターを全国に普及させる活動を展開します

超少子高齢社会および新型コロナウィルス感染症のパンデミックに対しては、家庭医療センターを普及させるのみでは不十分であり、病院のジェネラリストである病院医療専門医(ホスピタリスト)の育成とも連携して活動していきます。